【enrioの思想】「地産地消」って、食べ物だけの言葉だと思っていませんか?

【enrioの思想】「地産地消」って、食べ物だけの言葉だと思っていませんか?

みなさんは「地産地消」という言葉を聞くと、何を思い浮かべますか? きっと、採れたての新鮮な野菜や、地元のブランド肉など、「食品」をイメージする方がほとんどだと思います。実際、私自身もそう感じていました。 でも、ふと思ったんです。 「どうして服やカバンなどの『身につけるもの』には、地産地消って言葉がないんだろう?」と。

【身に付けるものの地産地消が消えた日本】

いま、日本のものづくり(製造業やアパレル)は、そのほとんどを海外からの輸入原材料に頼っています。どこで生まれた素材が、どこを回って自分の手元に届いたのか、そのルートが見えにくくなっているのが現状です。 でも、かつて日本には、その土地の綿や麻、絹を使い、その土地の職人が仕立てる文化が当たり前にありました。

【enrioが体現する、革製品の「地産地消」】

私たちenrioが作っているピッグスキンのアイテムは、まさにこの「地産地消」そのものです。

地産: 埼玉の農場で大切に育てられた豚の原皮(彩の国黒豚など) 
地消: それを国内で鞣(なめ)し、私たちの「埼玉・川口の工房」で職人が仕立てて、みなさんの元へ届ける

お肉として命をいただく過程で生まれた副産物を、地元の産業ネットワークの中で美しい革製品へと生まれ変わらせる。これって、食品の地産地消と全く同じ、美しくて無駄のない循環だと思うんです。

【これからの時代の「地産地消」】

 食べ物を選ぶように、身につけるものも「すぐ近くの、顔が見えるつながり」から選びたい。 遠くの海外から運ばれてくるものにはない、地域の体温が通ったものづくり。それこそが、enrioがアパレルや革製品の世界で新しく提案していきたい「これからの地産地消」のカタチです。